Step1,2:アナリティクスの各指標の定義と関連性を知る

本記事では「Uniposの指標を元に運用改善を進める6つのStep」で解説している6つのステップのStep1,2の詳細についてご説明いたします。

「Uniposのアナリティクス各指標がどのような定義かわからない...」
「アナリティクスの指標がどういった関連性をもっているのか知りたい」
このようなお悩みをもっていませんか?

こちらのページではそんな方に向けたStep1,2:アナリティクスの各指標の定義と関連性についてご紹介します!

このような方におすすめ

  • Uniposの利用状況を示す指標のうち、特に代表的な各指標について、改めて定義の認識を揃えたい方
  • Uniposの主要指標同士の関連性を知ることで、利用活性の鍵を知りたい方

アナリティクスの指標の定義とそれぞれの関連性について

本記事では、まず下記の主要指標の定義をご紹介します。

主要指標の定義

さらに、下記の図を使いながら、各指標の関連性について、一つずつ説明していきます!
※利用率は、拍手または投稿をした人の割合を示すため、下記の図からは省略しております。拍手率や投稿率の項目をご参照ください。

各指標の関連性

主要指標の定義について

まずは、全ユーザー数が分母の各指標についてご説明します。
全ユーザー数とは、その月において、アカウントのステータスが「招待中」または「アクティブ」なユーザーのことを指します。

  • ログインする
  • 投稿を送る
  • 投稿をもらう
  • 拍手をする

というそれぞれのアクションを、どの程度のユーザーが行っているかを示したのが下記の指標です。
利用率は、投稿もしくは拍手を行った人の割合になります。
なお、「ログイン」はUniposのブラウザ版、アプリ版からのアクセスのみログインとしてカウントされ、TeamsやSlack上での閲覧はログインと見なされませんので、ご注意ください。

それぞれのアクション

次に、その他の指標についてご説明します。

平均文字数、ポイント消化率、チームハッシュタグ投稿率はそれぞれ下記の定義となっております。

その他の指標

各指標の関係性について

次に、主要な指標の中でも、「アクティブメンバー率」「投稿率」「拍手率」「もらったメンバー率」「平均文字数」の関連性についてご説明します。

アクティブメンバー率と他指標の関係性

拍手や投稿などのUnipos上でのアクションをするためには、まずは利用される皆様には必ずUniposにログインしていただく必要があります。

つまり「従業員がどれだけUnipos内の投稿に関心があるか」が示されるのが「アクティブメンバー率(=1か月に1回でもログインした人の割合)」となります。

アクティブメンバー率と他指標はどのようにつながっているのでしょうか。

アクティブメンバー率と他指標の関係性

①通知が閲覧のきっかけに --もらったメンバー率との関係--

自分が投稿をもらった時や、自分が送った・もらった投稿に対し拍手をもらうと、ユーザーには通知が届きます。

少しUniposから遠ざかっていた人でも、そういった通知に気づき関心を持つことが、Uniposにログインする一つのきっかけになり、アクティブメンバー率が上がる、という流れになります。

実際に、もらったメンバー率が高い企業では、アクティブメンバー率も比較的高い傾向があります。

つまり、アクティブメンバー率を向上させるためには、現状Uniposに関心が薄い方に「Unipos見てみましょう!」という声かけや周知をするだけでなく、すでにUniposに関心が高く投稿をしている方に声をかけて「いろいろな方に投稿を送ってもらう」ことで、もらったメンバー率を向上させることも有効なのです。

その結果、拍手や投稿も増えていくという良い循環を生み出すことができます。

投稿率と他指標の関係性

Uniposの中でも特に重要な指標、投稿率と他の指標の関係性はこちらです!

投稿率と他の指標の関係性

①SNSの「いいね!」感覚で次なる投稿へ --拍手率との関係--

利用開始をしてすぐの頃は特に、拍手をする投稿が無いと拍手率は高まりません。

そのため、導入初期は「投稿を促進する」ことを重視して利用促進のお声がけをしていただくことが多いのですが、利用開始後しばらくすると、この「拍手率」が逆に「投稿率」に影響を及ぼしてくることになります。

たとえば時間をかけて送った自分の投稿に拍手があまりつかなかったら、悲しい気持ちや、また投稿しよう、という気持ちが薄れることはありませんか?

拍手はSNSの「いいね!」と似ており、投稿した側が「自分が発信したことが多くの人に共感をもらえた!」と感じ、また投稿をしようと思える動機を生む効果があります。

投稿率は高いものの、拍手をする方が少ない場合は、拍手でも参加してもらえるよう、社内への声掛けをしていきましょう。

②返報性の法則 --もらったメンバー率との関係--

投稿率と、もらったメンバー率は相互に影響しあう指標であり、基本的には数値が連動します。

どちらかが上がればもう片方も上がる、というような傾向があります。

ここで、もらったメンバー率との関係性をより理解していただくために、返報性の法則をご紹介したいと思います。

▼返報性の法則とは

相手から受けた好意などに対し「お返し」をしたいと感じる心理のことです。

実際にユーザー様へのインタビューでも、「感謝や称賛の投稿をもらうと自分も誰かに投稿を送りたくなる」というお声を聞くことがあります。

こちらの法則のように、もらう体験が少なくなると、他者への投稿も少なくなる傾向がございますので、もらっていない方に意識的に送っていただく等の施策がおすすめです。

③Uniposを意識する習慣が投稿というアクションに --アクティブメンバー率との関係--

「 アクティブメンバー率との関係」でもご紹介しましたが、投稿というアクションの前には、まずはUniposにアクセスしてもらわなければいけません。

もし投稿率だけでなく、アクティブメンバー率も低い場合は、周知や声掛け等を行い、Uniposに関心を持っていただくところからはじめていく必要があります。

拍手率と他指標の関係性

拍手率と他の指標の関係性はこちらの図でご説明します!

拍手率と他指標の関係性

①投稿が増えると拍手も増える --投稿率との関係--

投稿率(=投稿を1回以上した人の割合)を高めることで、多くの方の投稿がタイムライン上に流れるようになります。

拍手は投稿に対して行うアクションですので、投稿が増えれば増えるほど、拍手率も高まる傾向にあります。

②自分が嬉しい時に他の人にも拍手をしやすい --もらったメンバー率との関係--

もらったメンバー率が高くなると、拍手率も高くなる傾向になります。

理由は3つあります。

1点目は「投稿をもらう→通知が来る→Uniposにアクセスする」ことによって、他の人の投稿を目にする機会が増えるためです。

2点目は、自分が投稿を送って嬉しい気持ちの時は、他の人の投稿に対しても、称賛したくなる気持ちになりやすく、拍手が促進されやすいからです。

最後に、「自分が知っている人の投稿を見かけたときは拍手を送る」という従業員の方の声もよく聞きますので、幅広い方が投稿をもらえるようになると、その分、その方々の周りの方が拍手を送る可能性も高まると言えます。

もらったメンバー率を高めたい時は、管理職や運営チームから、あまり投稿をもらえていない方に投稿を送っていただくのがおすすめです。

③共感しやすいので拍手につながる --平均文字数との関係--

平均文字数が高まり、第三者から見ても内容がよく分かる投稿や、共感しやすい投稿が増えると、拍手が増えやすい傾向があります。

平均文字数を高めるためには、全体に共有したい良かった投稿を紹介したり、運営チームや管理職が見本となるような投稿を積極的に送っていきましょう。

④見える機会が増えると拍手しやすく --アクティブメンバー率との関係--

投稿率と同じにはなりますが、Uniposへのアクセスがまずあり、その後に拍手という流れになります。

そのため、拍手率以前にアクティブメンバー率が高くない場合は、まずはアクセスしてくださる方を増やすところから始めましょう。

機能の使い方

アナリティクスの利用状況の定義等はこちらでご覧ください。
※当社のヘルプページに遷移します。

本記事は以上となります。
ぜひ各指標の関係性を意識しながら、分析してみましょう!